最初 前へ 次へ 最後 インデックス |
2000/12より新Lot を作成し値付けを行ったので経緯を示す。 |
1.正常域血清の収集 |
できるだけ新鮮血清を用い、凍結させた状態で継足しながらプールする。 |
可能ならば測定終了後1週間以内が望ましい。 (施設の状況に合わせても可) |
コレステロール 250mg/dl以上を集める。 |
2.異常域プール血清 |
異常域は、正常域同様に凍結させた状態でプールする |
凍結条件は可能であれば‐80℃以下が望ましいが、なければ通常の冷凍庫 |
(‐20〜‐30℃)で2週間程度保存し、随時所定の送付先に送る。 |
サーベイ試料の作成は原則として低・中・高の3濃度作成する。調整試料は低濃度域と高濃度域の2種類とし、この2種類を等量混合したものを中濃度試料とする。 異常域血清の収集条件 1.血清を用いる、血漿は混ぜない 2.溶血、乳び検体を除く(高ビリルビン血清は可) 3.異常域血清の収集条件 1)酵素高値検体 項目あるいはグループごとに分けて収集する AST、ALT用:100単位以上、γ-GTP用:250単位以上、ALP用:500単位以上、CK用:400単位以上 2)濃度項目 コレステロール用:250mg/dl以上 (正常域として使用) |
1.正 常 域 |
コレステロール用プール血清をベースに、グルコースの濃度調整を行う。 |
2.異 常 域 |
酵素項目高値プール血清をベースに、含窒素成分および電解質成分を添加し、濃 度調整を行う。 ※添加物 1)そのまま添加可能なもの グルコース、尿素、クレアチニン、塩化ナトリウム ソルビン酸カリウム 2)添加するのに調整が必要なもの 尿酸・・・1.5%NaOHに尿酸を添加、1.5%尿酸溶液を 作製 Ca・・・5%HCl液にリン酸2水素カルシウムを添加、 10%リン酸2水素カルシウム溶液を作製 |
1) CRM(福祉・医療技術振興会:HECTEF) | |
含窒素・グルコース標準血清・・UN, CRE, UA, GLU | |
脂質測定用標準血清・・・・・・T-CHO, TG,HDL-C | |
電解質標準血清・・・・・・・・・・Na, K,Cl, Ca, Fe | |
2) CRM以外 | |
管理血清スイトロールU・・・・TP (NIST-SRM927b) | |
血漿蛋白国際標準品(CRM470)・・・・ALB、CRP | |
管理血清ネスコールA ・・・・・・・・・・・T-BIL |
![]() |
|
![]() |