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熊本県の基準範囲を下記に示す。項目によっては関連学会より治療指針を提示されているので、熊本県の基準範囲は学会勧告案を病態識別値として採用している。またγ-GT については早期治療、回復の判断がより明確になるよう標準母集団から得られた統計推計結果(95パ−センタイル法)を示した。

熊本県の基準範囲( * 病態識別値
項目名 下限値 上限値  単位    測定方法 基準とする標準液
TP 6.5 8.2  g/dl ビュレット法 NIST-SRM927b
ALB 4.1 5.1  g/dl BCG法 CRM470
Na 138 147  mEq/l ISE(電極)法 HECTEF標準物質
K 3.5 5.0  mEq/l ISE(電極)法 HECTEF標準物質
CL 99 109  mEq/l ISE(電極)法 HECTEF標準物質
Ca 8.3 10.4  mg/dl OCPC法 HECTEF標準物質
Fe 49 219  μg/dl ニトロソ−PSAP法 NIST-SRM937
UN 8.4 21.0  mg/dl 酵素法 NIST-SRM909b
Cre♂ 0.6 1.2  mg/dl 酵素法 NIST-SRM909b
  ♀ 0.4 0.9  mg/dl NIST-SRM909b
UA♂ 3.6 7.0  mg/dl 酵素法 日本痛風.核酸代謝学会コンセンサスカンファレンス
   ♀ 2.3 7.0  mg/dl    〃   (NIST-SRM909b)
Glu 72 110  mg/dl 酵素法 HECTEF標準物質
T-BIL 0.3 1.1  mg/dl 酵素法 NIST-SRM909a
T-CHO 128 220  mg/dl 酵素法 日本動脈学会コンセンサスカンファレンス
TG 30 150  mg/dl 酵素法 日本動脈学会コンセンサスカンファレンス
HDL-C 40 108  mg/dl 酵素法(直接法) 日本動脈学会コンセンサスカンファレンス
AST 13 34  U/L JSCC標準化対応法   常用酵素標準物質:ERM
ALT 7 37  U/L JSCC標準化対応法 常用酵素標準物質:ERM
LD 112 213  U/L JSCC標準化対応法 常用酵素標準物質:ERM
ALP 106 350  U/L JSCC標準化対応法 常用酵素標準物質:ERM
CK ♂ 57 284  U/L JSCC標準化対応法 常用酵素標準物質:ERM
  ♀ 45 176  U/L JSCC標準化対応法 常用酵素標準物質:ERM
γ-GT 9 47  U/L JSCC標準化対応法 常用酵素標準物質:ERM


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