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RPは第6回サーベイから実施しており目標値はNIST909により値付けを行っている。当初より目標値と平均値に差が見られ、平均値が0.1mg/dlほど高値を示している。またLot変更を行ってもその状態は一致しているが第2428回のLotは目標値と平均値がほぼ同等な値を示している。値付けする場合、標準液の結果と表示値のバイアスを幾分考慮し目標値を決定する必要があるのではなかろうか。また下段にはメーカー別集計を検討したところ多くのメーカー平均値は目標値より0.1mg/dlほど高い値を示している。中でもドライケムの値は平均値、SDとも大きく液状試薬と同じ土俵で評価するには少し問題が有るのかもしれない。CRPの目標値は装置、試薬が片寄らないよう設定を検討したいと考える。

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